目的と編集方針
ワットアンドエジソン

Home page に戻る

目的とコンテンツ
 このサイトは、科学・工学・技術に関して、いろいろなことを知るたのしみやよろこび、一面的ではなく多面的な見方、真理の追究、あらたな創造、問題解決に向けた果敢な行動などのために、個々の人生や社会に役立つ情報を厳選して提供することを目的とします。
 この目的のためには、限られた科学・工学・技術情報だけでは不十分で、自然と人間社会に関する総合的な理解があってこそという立場から、対象とする範囲をかなり拡大しています。コンテンツは大別して、記事(図・写真・映像を含む)ファイル掲載と外部へのリンクとから構成されています。
 なお、本サイトは、基本的に「検索」によるインターネット情報収集とは異なる発想に基づいています。「検索」は、そもそもその人が知っている語句の範囲、しかもほとんどの場合、検索エンジンに引っかかる上位のサイトにしか行き当たりません。これに対し、図書館や書店の棚を眺めながら気ままにさまよっていると思わぬ題目の本に目がとまり、新たな関心が喚起されることはよくあることです。検索ではなく見学です。当サイトはそのような出会いの場を作ることも重要な目的の一つとして、いい情報の目利きたる役割を果たしたいと願っています。「科学・工学・技術情報のソムリエ/ソムリエール」としたのは、そのような願いからです。脚注1 脚注2

目標とする形態と現在の形態、そしてサイト構築の背景となる考え方
 最終目標はおもに工学系学会が連合主導することにより、科学・工学・技術情報に関する総合的で信頼に満ちたサイトに育て上げることですが、
現時点では管理人
吉田英生(京都大学名誉教授)
が、いくつかの学会や企業や個人の方々のご協力を得ながら、まずは個人ベースでプロトタイプを試作しています。

 このため、取り上げる記事やリンクの選択は管理人の主観によっています。つまり、管理人の目でチェックして、良心的で真剣で有益と判断される場合に積極的に取り上げています。(その内容を管理者が全面的に肯定しているということでは必ずしもありません: 脚注3)企業のサイトも多数リンクしていますが、これは宣伝ではなく、貴重な情報の提供元と考えています。
 純粋な科学・工学・技術情報の視点から、政治性はできる限り排除したいものの、場合によっては不可分となる場合もあるかもしれません。管理人はそのような政治性とは一線を画すように努めたいと考えます。
 なお、管理人自身、難民問題については2014年8月に開催した国際会議の実行委員長として関わった経緯もあり、人道的見地からHP上で強く主張しています。当サイトの全体から見るとバランスがわるいことは自覚しておりますが、管理人のビザ対応のまずさから、一人の青年が長崎県の大村入国管理センターに収容されている事実を重く受け止めている次第です。脚注4

記事の扱い
 記事(部分引用でなく全文対象のPDFファイル)は、原則として、著作権を有する個人あるいは機関のご許可を得たものだけを掲載しております。

他サイトへのリンクの扱い
 他サイトへのリンクは、原則として、個人サイトについてはご一報しておりますが、公的な機関や国外の企業については特にお断りせずに張っております。国内の企業については、要許可申請の記載に気付いた場合はご一報しております。

リンク先様のロゴの扱い
 左端にあるロゴ(アイコン)は、先方様のご許可を得た場合に限り、一定の条件のもと利用させていただいております。コピー・転用などは認めていただいておりません。

当サイトへのリンクなど
 当サイトご利用上の免責事項あるいは当サイトへのリンクなど、あまり厳密なことはいわずに善意の相互理解でなされることを願っています。

ドメイン名ついて
 当初はドメイン名として、蒸気機関の改良により産業革命を導いた英国のジェームズ・ワットと電気の利用を普及させた米国のトーマス・エジソンの両発明王の名前を合わせて、wattandedison.com(あるいは wattandedison.org でもアクセス可) としました。

基本骨子の作成日:2015年5月5日 (以後、随時更新)

脚注1
 本サイトは、2011年の東日本大震災の反省を機に企画・設計し、2012年元旦にドメインを取得し、2012年7月28日(日本時間)のロンドンオリンピックの開会式中継と同時にテーマソングの“風が吹いている(いきものがかり)”に鼓舞されながら立ち上げたものです。

脚注2
  “工学系学会連合ウェブサイトの創設に向けて ─ Watt & Edisonの挑戦 ─”(エネルギー・資源 2015年1月)を発行したころから定常的な拡張作業に入りました。
 “科学・工学・技術の世界 と結ぶ/へ飛ぶ/で遊ぶ/を学ぶ/を尊ぶハブ Watt & Edison”(日本機械学会誌 2021年9月)に、その後の展開をまとめました。

脚注3
 もとより管理者の知識も見識もごく限られておりますので、正しく理解できる範囲もわずかであることは常に自覚しております。

脚注4
 2014年8月大阪入管に収容されていて、RAFIQが仮放免支援していたアフリカの難民の方は、2015年1月に大村入管に移送され、ようやく半年経った2015年7月8日、仮放免され、大阪の支援者のもとで生活が始まりました。その後、行政手続きですべて不認定となったため、裁判で争っていましたが、結局断念せざるを得ず母国に戻ったとのことです。

Home page に戻る